2009-06-09から1日間の記事一覧

6月9日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。〈2〉強盗罪★★★ ◇窃盗の目的で、他人の住居に侵入して財物を窃取した後、家人に発見されたので、さらに強盗の意思を生じて暴行・脅迫を加えた場合は、事後強盗罪である(×) →強盗罪 ◇甲は、窃盗の目的で乙方住居に侵入したが、乙に発見…

6月8日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。〈2〉強盗罪★★★ ◇強盗罪の暴行・脅迫の相手方は、財物の所有者または占有者である(×) →財物強取の障害となる者であれば足りる ◇十分に意思能力をもっていない10歳の子供に暴行・脅迫を加え、財物を強取しても強盗罪にならない(×) ◇当…

6月6日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「刑法」学習上の注意点(17) 〈3〉「共犯と錯誤」★★★ ◇共犯における錯誤の問題も、原則として、単独犯に対する錯誤論を応用することで解決される(○) ◇Aを殺害する旨の共謀をしたが、実行担当者がBをAと誤認してBを殺害した。共謀者全員に殺人罪の共同正犯が…

6月5日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。〈2〉強盗罪★★★ ◇被害者の後方から近づいて、追い越しざまにバッグ等をひったくる行為は、強盗罪である(×) →窃盗罪 ◇自動車やバイクを利用し追い越しざまにバッグ等をひったくるのは、バッグを手放さなければ生命、身体に重大な危険を…

6月4日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。〈2〉強盗罪★★★ ◇強盗罪の暴行・脅迫は、財物強取の手段として用いられるものであるから、相手方の反抗を抑圧するのに足りる程度のものでなければならない(○) ◇暴行・脅迫が相手方の反抗を抑圧するのに足りる程度のものかどうかの判断…

6月3日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。〈1〉窃盗罪★★★ ◇同一旅館内で各室に侵入して財物を窃取した場合、同一家屋内であっても、各室ごとに窃盗罪が成立する(○) ◇窃取したキャッシュカードを用いて自動支払機から現金を取り出した場合、カードの窃盗罪とは別個にカードの利…

6月2日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。〈1〉窃盗罪★★★ ◇窃盗罪は、財物についての他人の占有を侵害し、その占有を取得する犯罪であり、かつ、その保護法益は、生命・身体等の罪のように一身専属的ではないから、罪数は、被害法益の数よりも、窃取行為と占有侵害の数が基準…

6月1日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。〈1〉窃盗罪★★★ ◇不法領得の意思とは、権利者を排除して他人の物を自己の所有物と同様にその経済的用法に従いこれを利用し又は処分する意思をいう(○) ◇他人の自動車を無断で一時的に使用し、使用後これを返還する「使用窃盗」の場合で…