2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月29日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈13〉 次は、国会議員の選挙についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)日本国民であれば、成年被後見人など一定の者を除き、原則として年齢満20年以上の者は、男女の別なく選挙権がある。 (2)被選挙権の年齢制限は、衆議院議員…

3月27日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「行政法」学習上の注意点(11) 地方公務員法 1.地方公務員の服務 ⇒守秘義務、政治的行為の制限については、単独の問題として出題されることが多いので、整理しておくことが望ましい。また、条文の文言がそのまま問題文に使われることが多いので、条文を確認…

3月26日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑法〈3〉 甲は、信号無視を繰り返しながら蛇行運転をしていたところ、パトカー乗務員A・B両巡査によってその状況を確認され、直ちに追跡を受けた。そして、追跡してくるパトカーを振り切って逃げるため、甲は、前方を走って…

3月25日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈12〉 次は、供述拒否権についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)供述拒否権の告知は、被疑者にとっては取調べに由来する心理的圧迫からの解放となり、取調官にとっては戒心の機会となる。 (2)勾留中の被疑者を取り調べる場…

3月24日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈12〉 次は、従犯についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)幇助とは、それ自体犯罪の実行行為でない行為によって正犯の行為を助け、その実現を容易ならしめることをいう。また、幇助行為は、正犯の実行に必要欠くべからざる行…

3月23日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈12〉 次は、都道府県公安委員会についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)都道府県公安委員会は、都道府県知事の所轄の下に都道府県の機関として置かれる。 (2)知事は、自らの意思と判断により都道府県公安委員会の委員を任…

3月22日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈12〉 次は、憲法38条1項の「何人も、自己に不利益な供述を強要されない。」についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)「自己に不利益な供述」とは、自己の刑事上の責任に関する不利益な供述、すなわち有罪判決の基礎となるべ…

3月20日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「行政法」学習上の注意点(10) 一般行政法 3.警察上の即時強制 ⇒即時強制は、警職法の各種の手段と関連するので、注意を要する。 ◇即時強制は、警察義務の履行を( )するものである。 →強制、× →即時強制は、義務の存在を前提としない ◇即時強制の執行は、基…

3月19日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 行政法〈3〉 A巡査部長は、交通違反取締りのため一斉検問を実施中、同所にさしかかった車両(1名乗車)を手信号により停止させた。A巡査部長が運転者の甲に対し運転免許証の呈示を求めたところ、甲がいきなり車を発進させ逃走…

3月18日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈11〉 次は、告訴についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)妻が強姦された場合、その夫には告訴権はない。 (2)告訴は、告訴権者が捜査機関に対し、犯罪事実を申告して犯人の処罰を求める意思表示であることから、その犯…

3月17日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈11〉 甲は、深夜人通りの少ない路上を通行中のA女を強姦しようとして空き地に引きずり込んだが、A女が抵抗したためその目的を果たさなかったが、その際の暴行によりA女に傷害を負わせた。その後、A女が所持していたバッグを奪っ…

3月16日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈11〉 次は、行政強制についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)行政強制は、行政上の義務の不履行を前提とするか否かにより、「行政上の強制執行」と「行政上の即時強制」に分けることができる。 (2)行政強制は、国民の権利…

3月15日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈11〉 次は、憲法17条の公権力の行使に当たる公務員が私人に損害を与えた場合の損害賠償についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)公務員が不法行為を行った場合の国家又は公共団体の賠償責任は、旧憲法下では不十分であったが…

3月13日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「行政法」学習上の注意点(9) 一般行政法 1.行政処分(行政行為) ⇒行政処分の意義・種類だけでなく、無効・取消し・撤回の区別や、附款についても整理しておくことが望ましい。 ◇行政処分には、許可、( )、免除、認可等がある。 →命令(下命)、○ ◇行政処分の瑕…

3月12日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 憲法〈3〉 A事件現場において、現場保存のため立入禁止区域を設定し、甲巡査が現場保存に当たっていたところ、B新聞社の乙記者が立入禁止区域に勝手に入り込み、関係者から直接取材しようとした。そこで、これを規制したとこ…

3月11日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈10〉 次は、弁護人選任についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)被告人又は被疑者は、身柄を拘束されているか否かにかかわらず、いつでも弁護人を選任することができる。 (2)被告人又は被疑者の法定代理人、補佐人、配偶者…

3月10日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈10〉 次は、実行の着手についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)窃盗の目的で、倉庫に侵入するために入り口の錠を破壊中警備員に発見された場合、窃盗罪の実行の着手があったとはいえない。 (2)保険金を騙し取る目的で、自宅…

3月9日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈10〉 次は、警察許可についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)警察許可は、一般に禁止されている行為を行う自由を回復させるものであるから、その禁止は、解除することができる相対的禁止であるが、絶対的警察禁止とされる…

3月8日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈10〉 次は、憲法59条に定める「法律案の議決、衆議院の優越」についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)衆議院で可決し、参議院でこれと異なった議決をした法律案は、衆議院の出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したとき…

3月6日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「行政法」学習上の注意点(8) 警察官職務執行法 7.「武器の使用」(7条) ⇒職務質問と並び、警職法の中で出題頻度が高い。武器使用の意義、使用条件、危害許容条件といった基本事項を確認する必要がある。 ◇武器とは、人を( )する性能を有する器具であり、( )…

3月5日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑訴法〈2〉 医師から変死の通報を受け、代行検視をすべく死者の自宅に赴いたところ、その家の主人が「息子は自殺したのだから検視の必要はない。」と言い張り、検視を拒否するとともに、捜査員を玄関から中に入れようとしな…

3月4日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈9〉 次は、刑事訴訟法212条1項の「現に罪を行っている者」として現行犯逮捕の対象となるものを記述したものであるが、正しいのはどれか。 (1)スリが満員の百貨店内で窃取する相手方を物色しているとき。 (2)公務員が対象業者…

3月3日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈9〉 次は、横領罪についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)横領罪における占有とは、事実上又は法律上、物に対する支配力を有する状態を意味する。 (2)横領罪は、動産については成立するが、不動産については成立の余地…

3月2日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。次は、警察官職務執行法2条1項に定める職務質問の要件についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)「異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断」とは、警察官の主観的判断で足りず、例えば、その場所、時間、動作、着衣、所持品等…

3月1日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈9〉 次は、被疑者又は刑事被告人の権利についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)勾留されている被疑者は、裁判所に勾留理由の開示を請求することができる。 (2)何人も、実行の時違法でなかった行為、又は実行の時違法であっ…

2月27日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「行政法」学習上の注意点(7) 警察官職務執行法 4.「避難等の措置」(4条) ◇本条の警告は、危害防止のための( )と異なり、相手方に対してこれに従う法的義務を課すものではない。 →措置命令、○ ◇警職法4条の職権行使ができるのは、人の生命若しくは身体又は財…

2月26日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑法〈2〉 A、B、Cは、甲会社の事務所に侵入して金庫から金を盗むことを計画した。その際、もし警備員に見つかったら、何もとらずに逃走することを約束した。犯行日になって、Aは気が変わって犯意を放棄した。一方、BとCは、…