2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4月29日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈17〉 次は、即時強制についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)即時強制の執行は、基本的人権尊重主義から必要最小限度に用いられるべきで、濫用してはならない。 (2)即時強制は、行政上の強制執行とは異なり、相手方に履行…

4月28日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈17〉 次は、憲法に規定されている、いわゆる社会権を列挙したものであるが、誤りはどれか。 (1)教育を受ける権利 (2)国、公共団体に対する損害賠償請求権 (3)勤労の権利 (4)健康で文化的な最低限度の生活を営む権利 (5)勤労者の…

4月27日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈17〉 次は、逮捕状の緊急執行についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)逮捕状の緊急執行の前提条件は、既に発付されている逮捕状を現実に所持していないことと、急速を要するときであったことの二つである。 (2)逮捕状…

4月26日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈17〉 甲女は一人旅に出て、某夜、あるホテルに宿泊した。そこへ、突然乙男が窓から侵入してきて甲女に襲い掛かった。身の危険を感じた甲女は、ホテルに備え付けの花瓶を乙男に向けて投げつけた。そのため、乙男は顔面にけがをし…

4月24日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「刑法(総論)」学習上の注意点(3) 2.構成要件該当性 (2)不作為犯 ◇不作為犯とは、構成要件的行為としては( )のかたちで規定されている犯罪を、行為者が不作為によって実現する場合をいう。 →作為、○ ◇不作為犯の成立の有無は、その不作為に( )が認められるか…

4月23日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑法〈4〉 Aは、甲市役所の会計調度課長として、事務機器の購入事務を担当していた。甲市が乙商店から事務機器を購入するに当たり、Aは乙商店の経営者Bに対して、「消費税の5パーセントをリベートとして自分にもらいたい」と…

4月22日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈16〉 次は、警察官職務執行法5条の「犯罪の予防・制止」についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)警告の方法には、口頭、拡声器の使用、文書の使用などがあるが、必要に応じ、警察官が行動によって示すことも可能であり、…

4月21日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈16〉 次は、憲法14条の「法の下の平等原理」についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)憲法14条は、専ら国又は公共団体と個人との法律関係を規律する規定であり、私人相互間の法律関係を直接に規律するものではない。 (2)地方…

4月20日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈16〉 次は、捜索・差押え等を実施する場合の立会人についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)検証許可状により被疑者の居宅を検証する場合、被疑者の弁護人から、検証に立ち会わせてくれとの申出があったときは、拒絶するこ…

4月19日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈16〉 次は、窃盗罪の客体である財物についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)管理可能なものであれば、アパートの自室の空気を冷やすため、隣室との堺の壁に穴を開け隣室の冷気を自室に流入させた冷気も、財物となりうる。 (…

4月17日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「刑法(総論)」学習上の注意点(2) 2.構成要件該当性 ⇒この分野では、因果関係に関する問題と不作為犯に関する問題を中心に出題されている。因果関係については、事例問題によってその理解が問われる問題が多いため、判例の立場とされる条件説と通説である相…

4月16日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 行政法〈4〉 A巡査部長とB巡査は、忍び込み事件が多発する住宅街を深夜警ら中、路地からバッグを持って出てきた不審者を発見したので、直ちに職務質問を開始した。質問に対し、男はあやふやな返事しかしなかったが、質問がバ…

4月15日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈15〉 次は、行政不服審査法に規定する「教示制度」についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)行政不服審査法は、行政機関が処分する場合に、国民に不服申立先、期間等を教示するという制度を設けている。これは、個々の処分…

4月14日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。次は、国会議員についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院の内外で責任を問われない。 (2)両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受け…

4月13日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈15〉 次は、逮捕についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)逮捕状の緊急執行が発付されている窃盗被疑者甲を発見したので、甲に逮捕状を示して逮捕しようと手を掛けたところ、甲は警察官を突き飛ばし、手を振り切って逃走し…

4月12日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈15〉 次は、公務執行妨害罪についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)公務執行妨害罪の保護法益は、公務員個人ではなく公務員によって執行される公務そのものである。 (2)本罪の成立には、暴行・脅迫によって公務の執行が現に…

4月10日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「刑法(総論)」学習上の注意点(1) 1.刑罰法規の適用範囲 ⇒刑法1条から4条まで満遍なく出題される。保護主義・属人主義・公務員の国外犯については、刑法が適用される犯罪の種類に注意。なお、刑法3条の2は、従来罰せられなかった国民以外の者の国外犯を新た…

4月9日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 憲法〈4〉 ビラ貼りをしていた男を職務質問したところ、男は「どこでビラを貼ろうが、表現の自由である。ビラ貼りを取り締まることは憲法違反だ。」と述べた。表現の自由について説明した上、軽犯罪法1条33号のはり札行為規…

4月8日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈14〉 A県B警察署に勤務するC巡査は、パトカーで機動警ら中、前方に交通違反車両を認めたため、これを追尾しつつ交差点に進入したところ、折から同交差点に進入してきた乗用車(運転者D)と衝突し、双方とも車両が大破した。この…

4月7日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。次は、基本的人権についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)不可侵とされている権利は、日本国憲法第3章において保障されている諸権利のすべてではない。その権利のうちの基本権、すなわち、人間が人間であるがゆえに生まれながらに…

4月6日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈14〉 次は、告訴についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)被害者が死亡したときは、配偶者、直系の親族又は兄弟姉妹は、被害者の意思に反しない限り、告訴することができる。 (2)被害者の法定代理人が被疑者である場合には…

4月5日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈14〉 次は、未遂犯についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)未遂犯とは、犯罪構成要件に該当する行為であるが、結果が未だ発生していないものをいい、刑法は、重要な犯罪については未遂罪を罰することにしている。 (2)単に、…

4月3日「法学基礎問題」配信分のメッセージ

「行政法」学習上の注意点(12) 地方自治法 ⇒条例の意義、制定手続、規定事項、限界、条例と罰則などについて、広く出題されている。なお、条例は、法規としての性質を有し、法律の委任がなくても国民の権利・義務を制限できることを押さえておく必要がある。…

4月2日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑訴法〈3〉 A巡査部長らは窃盗事件捜査のため、被疑者甲宅について裁判所から捜索差押許可状の発付を受け、被疑者の妻を立会人として捜索を実施した。 甲宅内では目的物の発見に至らなかったが、同一敷地内のガレージに駐車…

4月1日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈13〉 次は、令状による捜索・差押えについての記述であるが、誤りはどれか。 (1)捜索許可状・差押許可状によって、捜索・差押えを執行するには、まずその許可状を処分を受ける者に示さなければならない。 (2)捜索・差押えのた…

3月31日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈13〉 次は、正当防衛、緊急避難についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)正当防衛の防衛者は、防衛の結果として発生した事態に対し、民事的な損害賠償義務を負わないが、緊急避難者は、避難行為によって第三者に転嫁された損…

3月30日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈13〉 次は、警察官職務執行法(以下「警職法」という)3条の「保護」についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)警察官は、警職法3条1項に基づき、精神錯乱、泥酔者等で応急の救護を要する者について、とりあえずの措置として…