2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

9月28日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(11) 5.財産を害する罪 〔強盗罪〕 ◇泥酔しベンチで熟睡している甲の上衣の内ポケットから財布を抜き取った。( )強盗罪が成立する。 →昏睡、× →窃盗罪 ◇刑法240条の強盗致傷罪には、結果的加重犯である強盗致傷罪・強盗致死罪と…

8月27日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑法〈9〉 〔無銭飲食〕 甲は、スナックに行き、経営者乙にビールとつまみを注文し飲食した(代金7,000円)。次のそれぞれの場合における甲の罪責について述べよ。 (1)甲は、代金支払いの意思も所持金もないのに、乙にビール等…

8月26日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈33〉 次は、憲法31条「法定手続の保障」についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)本条は、刑事手続法定主義を規定するのみにとどまらず、その前提として刑事手続による生命の剥奪、自由の制限等の要件を法律によって定めなけ…

8月25日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈34〉次は、供述の自由の告知についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)警察官は、任意出頭した被疑者の取調べをすることができるが、この取調べをする際には、被疑者に対してあらかじめ供述の自由の告知をしなければならな…

8月24日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈33〉次は、逮捕の現場での捜索・差押え・検証についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)通常逮捕状を持って被疑者を逮捕に行ったところ、被疑者が近所の友人の家に逃げ込んだ場合には、その家の主人の意向にかかわらず、そ…

8月23日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈33〉 次は、想定事例と適用罪名についての組合せであるが、誤りはどれか。 (1)洋服店内で、顧客が買い受ける旨を装ってコートを試着し、店主の隙をみて逃走した。ー窃盗罪 (2)窃取した銀行の預金通帳と印鑑により、銀行から現金…

8月21日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(10) 5.財産を害する罪 〔強盗罪〕 ◇タクシーの運転手の首を絞めて乗車賃の支払いを免れた場合、強盗( )罪が成立する。 →利得、○ ◇事後強盗罪は、窃盗犯人が、財物を得た後、その取り返されるのを防ぎ、逮捕を免れ、又は罪跡を…

8月20日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑訴法〈8〉 〔緊急逮捕と逮捕状の請求〕 傷害事件の被疑者「甲」を緊急逮捕し、逮捕状請求の手続をとっていたところ、「甲によって傷害を負わされた被疑者乙が、収容先の病院で死亡した。」との連絡を受けた。 緊急逮捕の要…

8月19日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑法〈8〉 〔共同正犯と中止犯〕 甲と乙は、共同して他人の家に強盗に押し入ることを共謀し、その実行行為に着手したという前提の下で、次の場合における甲及び乙の罪責について述べなさい。なお、未遂罪が成立する場合にお…

8月18日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈32〉 次は、行政処分についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)行政処分には、許可、命令(下命)、免除、認可等がある。 (2)行政機関が、法律の根拠に基づいて、権力的に国民の権利・義務を変動させることを、「行政処分」又…

8月17日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈32〉 次は、法律の成立手続についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)法律案は、この憲法に特別の定めのある場合を除いては、両議院で可決したとき成立する。 (2)衆議院で可決し、参議院で異なった議決をした法律案は、衆議院…

8月16日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈32〉 次は、告訴についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)13歳の女子が、強姦の被害を受けたと告訴してきたが、未成年者であったため、告訴を受理しなかった。 (2)14歳の娘が強姦されたが、娘は恥ずかしさで告訴する意…

8月9日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。※すでに「昇任試験.com」トップページで告知済みですが、8月10日(火)〜8月14日(土)を夏期休業とさせていただきますので、「今日の模擬試験」の配信もその期間休みます。ご了承お願い致します。刑法〈32〉 次は、賄賂罪の職務について…

8月7日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(9) 5.財産を害する罪 〔強盗罪〕 ◇強盗罪の暴行・脅迫は、財物奪取の手段として用いられるものであるから、( )の暴行・脅迫を意味し、相手方の反抗を抑圧するに足りる程度のものでなければならない。 →最狭義、○ ◇暴行・脅迫が…

8月6日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈8〉A警察所管内の山間にあるB地区では、折からの豪雨により所々で土砂崩れが発生し、町は地区の住民に対して避難勧告を出し、広報車による呼びかけを行った。 ところが、最も山よりの地域に住む独居老人甲は、「死ぬときは自…

8月5日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈31〉次は、行政行為の附款についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)行政行為の附款は、法律行為的行政行為、準法律的行政行為ともに、これを附することができる。 (2)行政行為の効果が法律で直接に制限されているとき…

8月4日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈31〉次は、政令についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)政令は、法律と異なり天皇の国事行為としての公布を必要としない。 (2)政令は、憲法及び国会の定立した法律を執行するため内閣が制定する命令の最高形式である。 (3)…

8月3日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈31〉次は、告訴権者について列挙したものであるが、誤りはどれか。 (1)被害者の法定代理人 (2)被害者が死亡したときは、その配偶者、直系の親族、兄弟姉妹 (3)被害者の法定代理人が被疑者であるときは、被害者の親族 (4)死者…

8月2日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ「

こんにちは。水野です。刑法〈31〉 次は、強盗罪についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)強盗罪における暴行・脅迫は、相手方の反抗を抑圧する程度のものであれば足り、かつ、それによって相手方が現実に反抗を抑圧されたことが必要である。 (2)強盗…

7月31日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(8) 5.財産を害する罪 〔窃盗罪〕 ◇窃盗罪が成立するには、( )の意思が必要である。 →不法領得、○ ◇窃盗罪の客体は、( )の占有する( )の財物である。 →他人、他人、○ ◇バスを待ち合わせ中の者が、列の中にカメラを置き約5分間そ…

7月30日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 憲法〈8〉 Aテレビ局において、公職選挙法に違反する投票干渉が取り上げられ、自らの判断で投票することが難しい知的障害や認知症を持つ人たちが、映像処理がしてあるとはいえ、特定の候補者の名前を書く練習をしていること…