8月21日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(10)
5.財産を害する罪
〔強盗罪〕
◇タクシーの運転手の首を絞めて乗車賃の支払いを免れた場合、強盗( )罪が成立する。
→利得、○
◇事後強盗罪は、窃盗犯人が、財物を得た後、その取り返されるのを防ぎ、逮捕を免れ、又は罪跡を隠滅するために、暴行・脅迫を加えることによって成立するが、これらの目的を達したことは( )である。
→不要、○
◇事後強盗罪における暴行・脅迫は、相手方の反抗を抑圧するに( )程度のものでなければならない。
→足りる、○
◇事後強盗罪における暴行・脅迫の相手方は( )の被害者であることを要する。
→窃盗、×
◇事後強盗罪における暴行・脅迫は、窃盗の( )に、すなわち、窃盗の現場で、または、これに引き続いて財物を取り返しまたは犯人を逮捕しうる状況の存在する場合になされることを要する。
→機会、○
◇事後強盗罪の既遂・未遂は、窃盗の( )によって決定される。
→既遂・未遂、○
◇共犯者が( )されるのを免れさせるために暴行・脅迫を加えた場合は、事後強盗罪は成立しない。
→逮捕、×
◇事後強盗犯人が、暴行の相手方を( )させた場合は、事後強盗罪と傷害罪の観念的競合である。
→負傷、×
→強盗致傷罪(刑法240条)一罪である

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事例から刑法を考える (法学教室Library)

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図解でわかる刑法 (入門の法律)

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