2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2月26日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(36) 社会的法益に対する罪 1.公共の平穏に対する罪 (1)〈騒乱の罪〉 ◇騒乱の罪は、多衆で集合して、( )または脅迫をすることによって公共の平穏を害する犯罪でる。 →暴行、○ ◇騒乱罪の主体は、集合した( )である。 →多衆、○ →…

2月25日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑訴法 〔資料の採取手続き〕 問1 逮捕留置中の被疑者の指紋を採取するに当たり、被疑者が指紋採取を拒否している場合 問2 被疑者の身体から血液を採取し、DNA鑑定をするに当たり、被疑者が血液採取を拒否している場合 問3 …

2月24日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法 次は、接見指定についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)法律上では、司法警察職員であれば、何人でも接見指定を行うことができるが、実務上は、捜査主任官が指定権者である。 (2)「捜査のため必要があるとき」とは、判例上…

2月23日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法 甲は、包丁を使って金品を強奪しようと企て、乙に包丁を突きつけて脅迫したところ、乙はその包丁を手で払いのけようとして触れ、手に傷を負った。甲はけがをさせるつもりではなかったため、びっくりして何もとらずに逃走した。甲…

2月22日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法 次は、警察許可についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)警察許可は、一定の要件を具備した者の出願があれば、これを与えなければならない。 (2)警察許可を定める法令は、それぞれの法により達成しようとする警察目的が異な…

2月21日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈58〉 次は、刑事被告人の憲法上の権利についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)すべて刑事被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。 (2)刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼する…

2月19日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(35) 5.財産を害する罪 〈毀棄および隠匿の罪〉 ◇器物損壊罪の行為は、「損壊」と(「」)である。 →傷害、○ ◇「損壊」とは、事実上または感情上その物を本来の用途に従って使用できなくすること、すなわちその物の( )を失わせる…

2月18日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑法〈15〉 〔強盗強姦罪〕 Aは、家人不在のB方で、現金や預金通帳を窃取し、逃走しようと屋外に出たところ、買い物から帰宅したBの妻Cに発見され、騒がれそうになった。そこで、逮捕を免れるため同女を屋内に押し込み、ひも…

2月17日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈57〉 次は、令状による捜索・差押えについての記述であるが、誤りはどれか。 (1)事前に令状を呈示していたのでは、証拠隠滅が行われるという高度の蓋然性が認められる場合であれば、着手後に令状を示すことも許される。 (2)日…

2月16日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈57〉 次は、強盗罪と恐喝罪の差異についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)いずれも暴行・脅迫が財物の取得あるいは財産上の利益の取得の手段とされている点において共通する。 (2)恐喝罪における脅迫は、強盗罪における脅迫…

2月15日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈57〉 次は、警察の活動上の原理のうち「法治主義に起因する原則」についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)個々の法律に規定がある権限の行使であっても、実質的に必要性のない場合には、権限の行使は認められない。 (2)個…

2月14日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。次は、社会権を列挙したものであるが、正しいのはどれか。 (1)裁判を受ける権利 (2)教育を受ける権利 (3)国家賠償請求権 (4)公務員を選定する権利 (5)居住・移転の権利⇒「社会権」からの出題は、社会権全体について総合的に問うものが…

2月12日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(34) 5.財産を害する罪 〔毀棄および隠匿の罪〕 ◇他人の建造物または( )を損壊した場合、建造物等損壊罪が成立する。 →艦船、○ ◇器物が「建造物」の一部と認められるためには、( )しなければ取り外しえない状態にあることを要す…

2月11日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 行政法〈14〉 〔職務質問のための停止とその限界〕 A巡査部長は、夜間、警ら中、無灯火の自転車に乗った甲男を発見したため、職務質問を開始した。甲男に落ち着きがなく、しかも、自転車の鍵が壊れていたので、A巡査部長は、…

2月10日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈56〉 次は、事例とそれに最も適した逮捕方法についての記述であるが、妥当でないのはどれか。 (1)自転車に乗った男を職務質問したところ、約5分前に自転車を盗んだ旨自供し、被害確認もできたことから緊急逮捕した。 (2)恐喝…

2月9日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈56〉 次は、共犯に関する事例であるが、AとBの刑事責任が同一と認められるのはどれか。 (1)A、B、Cの3人は、窃盗をすることを共謀し、Y方に侵入したが、Aは後悔してひそかに抜け出した。その後、BとCは、Yに気づかれたため、殴…

2月8日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈56〉 次は、地方公共団体の条例についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)法律に違反する内容の条例は無効である。 (2)地方公共団体の条例制定権の根拠は憲法にあるから、法律で条例制定権を否定することはできない。 (3)公…

2月7日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈56〉 次は、内閣の総辞職についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)内閣は、存立の基礎を国会の信任に置くものであるから、特に、衆議院が内閣不信任を決議した場合については、内閣は直ちに総辞職しなければならない。 (2)内…

2月5日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(33) 5.財産を害する罪 〔毀棄および隠匿の罪〕 ◇公用文書等毀棄罪の客体である「電磁的記録」とは、電子的、磁気的など、人の知覚によって認識しえない方式で作られた記録であって、電子計算機による( )処理の用に供されるもの…

2月4日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑訴法〈14〉 〔緊急逮捕と逮捕の現場における差押え〕 警ら中のA巡査は、不審者を認め、追跡した上で職務質問を開始したところ、甲が不得要領の答弁を行うので交番へ任意同行し、その承諾の下に所持品検査を行ってバッグの…

2月3日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法 次は、逮捕状の緊急執行についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)逮捕状の緊急執行は、急速を要する場合に限って行うことができるが、事後、必ず逮捕状を被疑者に示さなければならない。 (2)逮捕状の緊急執行を行う際は、被…

2月2日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈55〉 次は、詐欺罪が成立する場合を挙げたものであるが、正しいのはどれか。 (1)駅の待合室で、Aは居合わせた見ず知らずのBに「荷物を見ててあげるからトイレに行ってらっしゃい」と声を掛け、Bがトイレに行ったすきに荷物を持…

2月1日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。※お詫びと訂正 昨日配信分の問7[刑事]の問題を、問題・解説とも不十分なため、差し替えました。「Myページ」から「今日の模擬試験」の1月31日の問7を再度確認してください。お詫びし訂正します。行政法〈55〉 次は、警察官職務執行法2…

1月31日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈55〉 次は、条例についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)条例制定権は、法律ではなく、憲法にその根拠をもつ。 (2)条例の規定事項は、法律により制約される。 (3)条例の効力は、法律の効力に劣る。 (4)条例で、財産権を制約…

1月29日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(32) 5.財産を害する罪 〔盗品等に関する罪〕 ◇配偶者との間または直系血族、同居の親族もしくはこれらの者の配偶者との間で、( )を犯した者は、その刑が免除される。 →盗品等に関する罪、○ →親族間の犯罪に関する特例である(25…

1月28日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 憲法〈14〉 〔緊急逮捕と令状主義〕 X警察署のA警部補は、ピッキング用具を使った窃盗事件が発生したとの通報を受けて捜査していたところ、不審な男を発見した。男に対して職務質問とこれに伴う所持品検査を行った結果、ピッ…

1月27日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈54〉 次は、親告罪の告訴の受理についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)16歳のA子が強姦されたことから、母親が告訴してきたが、A子に告訴の意思がないことから受理しなかった。 (2)甲と身分関係のない、A、Bが共謀し…

1月26日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈54〉 次は、窃盗罪の成否についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)他人に対し暴行中、たまたま相手方が落とした財布の中から金員を領得した場合は、暴行罪と窃盗罪を構成する。 (2)3日間の旅行後には返還するつもりで、知人…