2月22日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

行政法<58>
次は、警察許可についての記述であるが、誤りはどれか。
(1)警察許可は、一定の要件を具備した者の出願があれば、これを与えなければならない。
(2)警察許可を定める法令は、それぞれの法により達成しようとする警察目的が異なることから、ある法律の許可を受けている場合においても、別の法律による規制を受けることがある。
(3)警察許可は、その対象により、対人許可、対物許可、両者の性格を併有する許可の3種類に分類することができる。
(4)警察許可の効果の及ぶ地域的範囲は、原則として許可を与えた警察行政庁の管轄区域内に限られるが、その地域以外にも効力の及ぶものがある。
(5)警察許可の効力は、申請者に対して一身専属的に及ぶものであり、他の者がその許可の効力を承継することはできないものとされている。

⇒一般行政法の分野では、「警察許可」の出題頻度は高く、重要である。警察許可の定義は、最重要暗記事項である。暗記する際、警察許可の効果とあわせて理解してほしい。また、警察許可の具体例も知識として不可欠である。

正解(5)

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