2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月25日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(15) 5.財産を害する罪 〔詐欺罪〕 ◇財物を交付する者は、欺かれた者とは( )であってもよい。 →別人、○ ◇人を欺く行為を行った者と現に財物の交付を受ける者とは、( )人であることを要しない。 →同一、○ ◇人を欺く行為にもとづ…

9月24日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑法〈10〉甲は、A市中心地の住宅密集地帯に所在する築後25年を経過した他人の工場(平屋木造瓦葺)に放火し、約100平方メートルを全焼させた。この結果、同工場と1.5メートル離れた同一敷地内にある住宅2棟も全焼させてしまっ…

9月23日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です刑訴法〈37〉 次は、令状による捜索・差押えについての記述であるが、誤りはどれか。 (1)捜索許可状、差押許可状によって捜索・差押えを実行するには、まず、その許可状を処分を受ける者に示さなければならない。 (2)捜索・差押えのため…

9月22日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈37〉 次は、偽証の罪についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)偽証の罪については、偽証又は虚偽鑑定した者が、その事件の裁判確定前又は懲戒処分前に自白したときは、その刑を減軽又は免除することができる。 (2)偽証罪は、…

9月21日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈37〉 次は、行政不服審査法についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)不服申立手ては、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、簡易迅速な不服申立て手続によって、国民の権利、利益の救済を図ろ…

9月20日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈37〉 次は、憲法改正についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)日本国憲法は、改正の比較的容易な軟性憲法といわれている。 (2)国会の発議は、総議員の3分の2以上の多数が必要であるが、これは、衆議院、参議院の両院合わ…

9月16日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈36〉 次は、自白の補強証拠について記述したものであるが、判例・通説に照らして誤っているものはどれか。 (1)被告人の自白のみを証拠としては有罪にできないという証拠法上の決まりを補強法則といい、この被告人以外の自白を…

9月15日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈36〉 次は、窃盗罪についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)不法所持の銃砲刀剣類、覚せい剤や毒物など、法令上、私人による所有・占有が禁じられている物品も窃盗罪の「財物」に当たる。 (2)他人の自動車を、数時間にわたっ…

9月14日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。※お詫びと訂正 昨日配信しましたこの欄での⇒以下の説明の中で、?・?・?との表記がありましたが、これはこの欄で使用できないローマ数字を使ってしまったことにより生じたものです。お詫びと同時に、それぞれ1、2、3に訂正します。行政…

9月13日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。次は、憲法に規定されている逮捕及び拘禁についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、令状によらなければ逮捕されない。 (2)令状は、権限を有する司法官憲が発する。 (3)令状には、逮…

9月11日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(13) 5.財産を害する罪 〔詐欺罪〕 ◇詐欺の罪は、基本的に、被害者を欺き(欺罔)、その瑕疵ある( )に基づいて財物を交付させ、または財産上の利益を取得する犯罪である点で、被害者の( )に反して財物を盗取し、または財産上の利…

9月10日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 刑訴法〈9〉 〔捜索・差押えに必要な処分〕 A警部補は、覚せい剤取締法違反被疑者甲を逮捕し、甲の所持する携帯電話を押収したが、覚せい剤の入手先等の電話番号が当該携帯電話に記憶されていることも考えられたことから、携…

9月9日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈35〉 次は、被疑者の勾留についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)勾留は、被疑者が逮捕されている場合に限られ、任意捜査で在宅中の者をいきなり勾留することはできない。 (2)勾留請求は、やむを得ない事情がない限り、被…

9月8日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈35〉 次は、共犯についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)二人以上共同して犯罪を実行した場合は、共同正犯である。 (2)相互に共同実行の意思の連絡がなければ、共同正犯は成立しない。 (3)犯罪を共謀した者の一部が犯罪を実…

9月7日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈35〉 次は、都道府県職員が、公務中の交通事故により通行人をはね飛ばし重傷を与えた場合の賠償責任についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)公務中であるから、都道府県が責任を負い、事故を起こした者には一切責任が…

9月6日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈35〉 次は、内閣の総辞職についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)内閣は、存立の基礎を国会の信任に置くものであるから、特に、衆議院が内閣不信任を決議した場合については、内閣は直ちに総辞職しなければならない。 (2)内…

9月4日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(12) 5.財産を害する罪 〔強盗の罪〕 ◇強盗強姦罪の主体は( )であるから、強盗罪は既遂でなければならない。 →強盗犯人、× ◇強盗強姦罪の行為は( )することであるから、( )は暴行・脅迫の方法としてなされることを必要とする。 …

9月3日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。論文問題 行政法〈9〉 〔警告と制止〕 交番勤務のA巡査部長は、「交通上のトラブルから車両を止めて男性二人がけんかをしている」との通報で現場臨場した。現場では、甲と乙が激しく口論していたが、A巡査部長の忠告でいったんは収ま…

9月2日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑訴法〈35〉 次は、逮捕状の執行についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)逮捕状により被疑者を逮捕する場合は、被疑者に逮捕状を呈示しなければならないが、手渡すことまでは要求されていない。 (2)いわゆる逮捕状の緊急執行の場…

9月1日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。刑法〈34〉 次は、未遂犯についての記述であるが、誤りはどれか。 (1)犯罪の実行に着手したが、これを遂げなかった場合を未遂犯という。 (2)犯罪が未遂であるか、既遂であるかは、実行行為が犯罪の構成要件を完全に充足したか否かによ…

8月31日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。行政法〈34〉 次は、地方公務員法に定める秘密を守る義務についての記述であるが、正しいのはどれか。 (1)職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならないが、退職後はその義務はない。 (2)職員が、法令による証人・鑑定人等となり、…

8月30日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。憲法〈34〉 次は、憲法に明文で規定されている国民の義務を列挙したものであるが、誤りはどれか。 (1)教育の義務 (2)自由・権利を濫用しない義務 (3)納税の義務 (4)憲法尊重擁護義務 (5)勤労の義務⇒「国民の義務」に関しての出題は、…