2月4日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

論文問題 刑訴法〈14〉
緊急逮捕と逮捕の現場における差押え〕
警ら中のA巡査は、不審者を認め、追跡した上で職務質問を開始したところ、甲が不得要領の答弁を行うので交番へ任意同行し、その承諾の下に所持品検査を行ってバッグの中から身分証明書・印鑑・預金通帳等を発見した。これについて甲が「競輪場で知り合った友人から預かった」と弁解したが、当日は競輪開催日ではなかったので、なおも鋭く追求した結果、約1時間前に隣接管内の住宅に侵入してこれらを盗んだ旨の供述を得た。そこで、被害者方に対し照会したところ、自供どおり被害事実を確認したので、A巡査は、理由を告げて甲を交番内で緊急逮捕し、身分証明書等を差し押さえた。
A巡査が行った逮捕行為と差押行為の正当性について述べなさい。

答案構成例
1.緊急逮捕の要件
2.逮捕の現場における差押え
3.事例の検討

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