2月10日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

刑訴法〈56〉
次は、事例とそれに最も適した逮捕方法についての記述であるが、妥当でないのはどれか。
(1)自転車に乗った男を職務質問したところ、約5分前に自転車を盗んだ旨自供し、被害確認もできたことから緊急逮捕した。
(2)恐喝事件により暴力団A方を捜索中、白色粉末在中のパケを発見し、予試験を行ったところ、覚せい剤であることが判明したので、Aの自供もあり緊急逮捕した。
(3)包丁で刺されたとの110番通報があったことから、現場付近を検索に当たった。30分後、現場から100メートルの路上でシャツに血糊のついた男を発見したので、準現行犯人として逮捕した。
(4)詐欺未遂事件発生との110番通報により、現場に急行し、パトカーで被害者と共に犯人の逃走方向を追跡したとこと、30分後、被害者が犯人を発見したので緊急逮捕した。
(5)車上狙い被害に気付き、犯人を追跡したが見失った。その後、現場に戻ろうとしたところ、再び犯人を発見したので準現行犯人として逮捕した。

⇒各種逮捕の要件は、確実に暗記しておかなければならない。特に、事例で出題されるのは、現行犯逮捕(準現行犯)と緊急逮捕に関する問題が多いので、現行犯逮捕・準現行犯逮捕・緊急逮捕の要件の文言の意味を、具体的事例を通じて理解しておく必要がある。

正解(5)

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