7月6日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

〈3〉「詐欺」★★★
◇ニセの債権を主張して訴えを提起し、裁判所を欺き勝訴判決を得たうえ、敗訴した者から財物を交付させた場合、裁判所は当事者の主張が虚偽であることを知った場合でも、これに拘束され裁判をしなければならない(民訴は形式的真実主義)から、欺き行為に当たらず、詐欺罪とならない(×)
判例は一貫して詐欺罪肯定
◇クレジット会員が代金支払いの意思も能力もないのに、自己名義のクレジットカードを使用して加盟店から物品を購入した場合、終局的に財産上の損害を受けるのはクレジット会社であるから、クレジット会社に対する詐欺罪である(×)
→加盟店に対する詐欺罪

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