4月21日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

刑訴法〈65〉
次は、司法警察員でなければ行使できない権限を挙げたものであるが、誤りはどれか。
(1)告訴、告発の受理
(2)弁解録取書の作成
(3)任意に提出されたぞう品の領置
(4)捜索・差押え、検証及び身体検査令状の請求
(5)自首の受理

⇒巡査部長試験でよく出題される問題である。一度整理しておけば十分である。ここでは、刑事訴訟法上、司法警察員のみに与えられている主な権限(7つ)を整理しておけばよいと思う。ただし、逮捕状請求については、国家公安委員会又は都道府県公安委員会が指定する警部以上の者に限られ、他方緊急逮捕の場合における逮捕状請求権については、司法巡査も有することに注意を要する。

正解(3)

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刑事訴訟法 第3版 (有斐閣アルマSpecialized)

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事例演習刑事訴訟法 (法学教室ライブラリィ)

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