5月25日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

刑訴法〈70〉
次は、保釈についての記述であるが、正しいのはどれか。
(1)保釈は、勾留されている被告人や被疑者について認められる制度である。
(2)被告人と同居していた内縁の妻は、被告人の保釈を請求する権限はない。
(3)保釈請求権者から保釈の請求があった場合、裁判所は法で規定された事由があるときは、被告人の保釈を認めないことがあるが、その事由には「逃亡のおそれ」も含まれる。
(4)保釈は、保釈請求権者の請求があった場合に裁判所が決定するもので、裁判所が独自の裁量で決定することはない。
(5)保釈条件は、裁判所(裁判官)の裁量によるものであるから、被告人を矯正し、善行を保持させるために、保釈中の禁酒や遊興の制限も条件として付すことができる。

⇒「保釈」からの出題は多くはないが、出題された場合に動揺することのないように、保釈の意義、種類、保釈手続については、簡単に整理しておく必要がある。

正解(2)

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刑事訴訟法 第3版 (有斐閣アルマSpecialized)

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刑事訴訟法

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