5月26日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

最新重要判例250 刑法 第8版

最新重要判例250 刑法 第8版

はじめての刑法入門 (ちくまプリマー新書)

はじめての刑法入門 (ちくまプリマー新書)

刑法〈70〉
次のうち、身分犯でないのはどれか。
(1)背任罪(刑法247条)
(2)虚偽診断書等作成罪(刑法160条)
(3)遺失物等横領罪(刑法254条)
(4)業務上失火罪(刑法117条の2)
(5)偽証罪(刑法169条)

⇒身分犯とは、構成要件上、行為の主体が一定の身分ある者に限られている犯罪を意味する。本問では問われていないが、身分犯には、収賄罪のように行為者に身分があることによって犯罪を構成するところの真正身分犯と、常習賭博罪のように身分があることによって法定刑が加重されるか減軽されるところの不真正身分犯の2種類に分かれる。身分犯は、刑法65条の「共犯と身分」において問題となり重要である。

正解(3)

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