1月23日の「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

直接に成文の法律、命令に基づいて、権利又は義務として行われる法令行為は違法性阻却(刑法35条)
→教員は、教育上必要があると認めるときは、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない(学校教育法11条)。
→外見上、法令に基づく権利行使又は義務行為のように見える場合でも、実質的に法令の理念に反するものは権利の濫用であり違法(問1)
→教員が懲戒権の行使として生徒を殴打する行為は、違法性を阻却しない(大阪高判昭30・5・16)