6月26日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

「刑法(各論)」学習上の注意点(3)
1.国家の作用を害する罪
〔犯人蔵匿罪〕
◇「罪を犯した者」とは、( )その犯罪を実行した者に限られず、教唆犯・幇助犯として犯した者も含まれる。

→自ら、○
◇「罪を犯した者」は真犯人であることを要し、( )又は訴追中の者は含まない。

→捜査、×
判例・通説は捜査又は訴追中の者を含むとする
◇「隠避」とは、蔵匿以外のの方法で、官憲の逮捕・発見を妨げる一切の行為をいい、作為・( )を問わない。

→不作為、○
〔賄賂罪〕
◇賄賂とは、人の( )を満たすもので、演芸代や異性間の情交も含まれる。

→欲望、○
◇一般的に社会的儀礼を( )場合は賄賂とならない。

→越えない、○
◇公務員に賄賂を持参したが、当人がそれを受け取らなかった場合は、賄賂の( )罪となる。

→申込、○
◇公務員が在職中、請託を受けて職務上不正の行為をし、( )後にそれに関して財物を受け取っても、賄賂罪は成立しない。

→退職、×
→事後収賄罪が成立する
◇賄賂罪は必要的共犯であるから、業者が( )を提供しようとしても公務員がこれを拒否すれば、贈賄罪も成立しない。

→賄賂、×
→賄賂供与の申込みとして申込罪が成立する
◇職務は、法令上その公務員の一般的職務権限に属するものであれば足り、現に具体的に( )している事務であることを要しない。

→担当、○

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事例から刑法を考える (法学教室Library)

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刑法判例百選1総論(第6版) 別冊ジュリスト189

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