3月25日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

論文問題 刑訴法〈16〉
親告罪における事件処理〕
A警察署では、別事件で逮捕し取調べ中の甲の供述から、余罪として、甲が深夜に帰宅途中の乙女(18歳)を脅迫し、強姦したということを認知した。そこで、乙女を呼び出して事情を聴いたところ、脅迫され強姦された事実は認めたものの、強姦罪について告訴する意思は全くないと申し立てた。
この場合において、次の各設問に答えなさい。
問1 強姦の手段としての乙女を脅迫した点について、甲を脅迫罪で立件することができるか。
問2 乙女の母親が、乙女の強姦被害について告訴を申し立ててきた。これを受理して甲を強姦罪で立件することができるか。

答案構成例
問1
(1)告訴の意義
(2)親告罪の一部の立件
(3)事例の検討
問2
(1)法定代理人の告訴権
(2)事例の検討

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刑事訴訟法判例百選 第9版 (別冊ジュリスト 203)

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条解刑事訴訟法

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