4月12日「今日の模擬試験」配信分のメッセージ

こんにちは。水野です。

行政法〈64〉
次は、地方公務員法に規定する職務についての記述であるが、妥当でないのはどれか。
(1)すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務しなければならない。
(2)職員は、その職の信用を傷つけ又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
(3)職員は、条例の定めるところにより、服務の宣誓をしなければならない。
(4)職員は、在職している限りは、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。
(5)職員は、その職務の遂行に当たっては法令に従い、上司の命令に従わなければならない。

⇒服務は、職務に服する職員が守るべき義務や規律をいうが、地方公務員の服務は、地方公務員法(30条〜38条)が規定している。守秘義務、政治的行為の制限については、単独の問題として出題されることが多く、注意を要する。なお、条文の文言がそのまま使われることが多いので、30条〜38条は、試験直前に素読しておく必要がある。

正解(4)

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面白いほど理解できる行政法

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はじめての行政法 第2版 (有斐閣アルマ)

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